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冠山総合公園

冠山総合公園

山口県光市にある「冠山総合公園」は四季折々の花が楽しめる総合公園です。
今回は、2月初旬に地域でも最大級と思われる「梅の里」を見に行ってきた様子をご紹介してみようと思います。

2,000本もある梅の木の数は地区ナンバーワンかも

梅の木の種類は100種類にも上り、公園内には約2,000本もあるそうです。見頃は2月中旬から3月初めころ。最盛期には「梅まつり」も開催され、多くの見物客でにぎわう梅の名所です。

今回冠山総合公園に梅を見に行こうと思い、広島近辺の梅の名所を調べてみたのですが、広島でも大規模な梅林である三原の満汐梅林でも約1000本ということでした。
それに対し冠山総合公園は2000本ですので、広島からはちょっと遠いのですが、見に行く価値は十分あると思い、期待を込めて出発しました。

冠山総合公園について

梅の里に先立って、まずは冠山総合公園についてご紹介してみたいと思います。
冠山総合公園は山口県も東部の瀬戸内海に面した人口5万人ほどの光市にあります。

広島市からのアクセスは山陽自動車道熊毛インターを降り、県道144号線を南下、光市内で県道22号に入り国道188号線につきあたり、岩国方面に向かいます。

車で片道およそ1時間30分程度かかりますが十分日帰り可能な距離です。

冠山総合公園、主に6つのゾーンに分かれている

公園は光市を東西に走る国道188号線に面しています。公園入ってすぐにはレンガと白壁の南欧風の建物が目立ちます。この辺りはエントランスゾーンとなっています。

エントランスゾーン

「エントランスゾーン」には、地域の特産品を扱うショップやレストランも付設されています。

日本庭園

「エントランスゾーン」から坂道を登っていきますと小さな川を中心に「日本庭園」が広がっています。

イベント広場

向かって右手奥は広大な芝生のある「イベント広場」となっています。

遊具広場、こどもの森

イベント広場のさらに奥には、山の斜面を利用して作られた遊具広場「子どもの森」があります。

そして日本庭園からさらに上った先にはオートキャンプ場が整備されています。

冠山総合公園案内図

梅の時期以外には、さくら、ぼたん、ばら、花しょうぶなどが楽しめます。
冠山総合公園は四季折々の花が楽しめるのが特徴で、サッカーコートや野球場などのスポーツのできるスペースは設けられていませんでした。

2月初旬の梅の里の様子はこんな感じでした

前置きが長くなりましたがここからは、100種、2,000本の梅の木が植えられている「梅の里」の様子を紹介してみます。

訪問時期は2月2日、正直早すぎました・・が、品種の中には早咲きのものもあり、全く開花していないという状況ではありませんでした。

今年は2月中旬に「梅まつり」が開催予定ですので、やはり最盛期は2月中旬以降ということになりそうです。

日本庭園に咲く梅

やはりつぼみが多いです、しかし散っている花弁はまだありませんので、どの花も元気に咲いてくれていました。

イベント広場から日本庭園、梅の里の眺望

写真左側の小高い丘一面が梅の里になっています。本当に山の斜面全域に梅が植栽してありますので、満開となれば壮観なことは間違いなしです。

梅の里の様子

ピンクや紅、白、色とりどりの梅の花が大変きれいに咲いていました。

梅の木もとても丁寧に剪定されており、管理が十分に行き届いているなと思いました。

梅の里頂上部分からの眺め

梅の里も一番てっぺんまで登ってくると眼下に光の街が広がり瀬戸内海も見渡せます。

冠天満宮

梅の里を登り切った向こう側は再び下り坂になっており、そのまま進んでみると写真のような赤い橋が見えてきました。

これは何だろうと思い、渡ってみますと、その先にはどうやら神社があるようです。

ここは冠天満宮という神社で、学問の神様といわれる菅原道真が祀られています。菅原道真は、福岡の筑紫に向かう途中にこの地に立ち寄ったとされているらしいです。

神社内には願いが叶うという希望の冠の石が安置されています。

延喜元年(901)菅原道真公が筑紫の配所へ海路下向の折、風波をさけて戸仲の浦へ上陸された。
この時、村の神太夫親子が我家へ伴い奉り、一両日お泊りの間、心からお慰めした、菅原公のお悦びはひとしおで、出船にあたり別れを惜しまれ、形見にと召されたる御冠を脱ぎ与えられた。
その後、夢のお告げによって承平5年(935)祠を建てて、菅原公をお祀りした。
この冠石は、その時の冠を収め奉ったところと伝えられる。

神社内にも随所に梅の木が植えられており、立派なものでした。

早咲きの梅でも十分堪能できた

今回は、満開とまではいかないまでも、早咲きの品種はたくさんのつぼみが開花しており、十分に楽しめました。

園内を一時間くらい散策していると、徐々に梅を見に来る方の姿も多くなってきました。なお、梅まつり期間中は気持ちほどの入場料がかかるとのことです。
そういえば、公園に入る手前にいくつか臨時駐車場も設けてありましたので、梅まつり期間中はかなりの人出となると思われます。

それにしても2,000本という梅の木の本数はある意味とびぬけています、梅の木の本数や規模は間違いなく地域でもトップクラスかと思います。

満開の梅が咲く絶景を見てみたいという方は是非ともおススメできる公園のご紹介でした。

開園時間9:00~17:00
所在地山口県光市室積村6288
休園日毎月第2、第4水曜日(国民の祝日等にあたる場合はその翌日)

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