もくじ
東広島のハート島を見に行く!
皆さんこんにちは、テレビなどでも時々話題になる広島県にある「ハートの型の島」はご存じでしょうか。
この島、小芝島といい、対岸にある大芝島のあるポイントから眺めると、島の輪郭がハート形に見えるということなのですが、この場所に早咲きの桜「河津桜」が植えられていて、そちらもちょうど見ごろだということなので、見に行ってみました。
大芝島は広島県の東部にある安芸津町に浮かぶ周囲約6kmの小さな島です。
島にはこの「大芝大橋」を渡っていきます。
ハート島のビュースポットのある大芝島へのアクセス
場所はこの辺り、広島市からは、海田大橋→熊野道路→県道34号線のルートが最短となります。
大芝大橋手前のパーキングでの一枚。眼下には瀬戸内の穏やかな海が広がっていました。
大芝島の特産はビワとみかん。
大芝島の特産はなんといっても温暖な瀬戸内の太陽を浴びて育った柑橘類!
2020年の2月末と3月初旬には「大芝朝市・晩柑祭り」が開催され、ミカンやレモンなど地域の特産品の販売などが行われます。
また、朝市は毎週土日の午前中「通常営業」もしているそうで、島の入り口あたりには朝市の看板が掲げられていました。
これはビワをモチーフにしたオブジェ。駐車場の柵に飾られていました。
島内には段々畑がいたるところにあり、ミカンがたくさん栽培されているのを見ることができます。
ハート島のビューポイントに到着
大芝大橋を渡るとものの3分ほどで「ハート島のビューポイント」に到着!
2月の下旬にはこの辺りに植えられている河津桜がピンク色の花をつけます。
ハート島を紹介する看板
このハート島、正式名は「小芝島」というそうで、瀬戸内海国立公園に指定されています。
ホント、ハート形に見えるぞ!写真で見ていた通りの島の形が見れたので感激しました。
ただし、看板の案内にもある通り、干潮時にハート形に見えるらしいので、もう少し潮が引くと島の周りにある砂浜部分が際立ち、よりハート形に見えるような気もするね。
大芝島の河津桜とメジロたち
河津桜というと、もう定番のウメジローならぬサクラジロー。
たくさんのメジロたちが蜜を求めてやってきてました。
河津桜は数えたわけではないですが、たぶん10本あるかないかくらいの本数です。
いちばんメジロがやってきてたこの木はちょうど7分咲きくらい。
河津桜の周辺には赤や白のツバキも植えられていました。
その他の河津桜の名所もちょっぴりご紹介
大芝島は河津桜を見られるスポットとしては、広島県の中でも数少ない場所の一つです。
その他の河津桜の名所は次のような場所があります。
山口県の上関町にある「上関城山歴史公園」
広島近辺だと多分最大級の河津桜の名所・イチオシ!
呉市蒲刈町、県民の浜の河津桜
青い海が美しすぎる小積の河津桜
大芝島近くの名所
もう一つ、大芝島近辺の名所をご紹介してみます。大芝島からすぐのところなので、帰りに立ち寄ってみるのもアリかもしれませんが・・
大芝大橋から安浦方面に4キロほどの場所に「安浦漁港」というのがあります。
何の変哲もない小さな漁港なのですが・・・
船が2隻・・
よく見てみると、廃船です。しかもコンクリートでできている。
これ、実は戦時中に、鉄不足のためにコンクリートを用いて作られた船なんだそうです。
武智丸という名前の船で、現在は防波堤として再利用されているということですが、70年以上も前に作られた船がいまだ残っているのがすごいです。
実際は、防波堤として利用するため、海底に据付られているそうなのですが、建造時は南方にも就航したそうです。
河津桜の見ごろは3月上旬くらいまでとなりますが、大芝島は、それ以外にも穏やかな瀬戸内海の景色や、ハート島の眺めもあります。
また、おいしいミカンやビワを求めてドライブに行ってみるのもいいかもしれませんね。
以上、2月下旬の大芝島の河津桜とハート島のご紹介でした。