もくじ
2~3時間の登山を楽しみ、ふもとの温泉につかって帰る・・・今回は、そんな大自然の中リフレッシュできる場所のご紹介です。
広島県の北部、安芸太田町、ここに標高1153メートルの、2~3時間で登山を楽しめる「深入山」があります。
深入山
場所 | 広島県山県郡安芸太田町大字松原 |
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深入山グリーンシャワー管理棟
深入山のふもとにあるのが「深入山グリーンシャワー」という施設。ここには、レクリエーション施設、オートキャンプ場や公認グラウンドゴルフ場の利用案内や受付があるほか、お土産物販売や公衆トイレも設置されています。
登山の場合は特に必要となる料金などはありませんが、安芸太田ナビによると、十分な登山装備で入山すること、夕方以降の入山は控えることとの案内があります。
南登山口からスタート!
深入山の登山はいくつかルートがありますが、今回は一番ポピュラーだと思われる南登山口から登りました。
このほかに、すぐ林間ルートが続き緩やかに山頂を目指す「西登山口ルート」と温泉や宿泊施設のある”いこいの村ひろしま”から続く「東登山口」(いこいの村ルート)があります。
GPSログの記録です。南登山口は草原の続く坂道で見晴らしはとてもいいのですが、この坂道がとっても急です。山頂までが大変なのですが、そこから西側の林間ルートを通ると緩やかな下り坂が多いので余裕をもって散策できました。
南登山口入ってすぐの様子
登山口すぐは坂も割と緩やか、すすきがいたるところで風になびいていて、とてもきれいでした。
山の中腹あたりから坂道が急!
山の中腹あたりから急こう配になり、小さい石ころが転がっているので、慎重に進んでいきます。写真を撮る余裕はナシ、だんだんと遠く見える駐車場を振り返りつつ一歩一歩踏み出します。
山頂まで300メートル地点!
8合目過ぎたところにある見晴らし岩からの風景。
見晴らし岩の名前の通り、手前に広がる山なみや眼下にある駐車場など広く見渡すことができます。
時々花を見つけては休憩
登山道の傍に咲いている花たちもあまり普段見かけないようなものばかりでキレイでした。
そして山頂に・・
山頂までは坂道が急で余裕がありませんでしたが、何とかたどり着きました。
標高は1153メートル!そういえば三瓶山1126メートルよりも標高はあるんですね。(歩く距離は深入山のほうが短いです)
360度のパノラマがすごい
山頂では素晴らしい景色を堪能できました、360度見渡すことができ、山陰側は大山や三瓶山、山口県側は恐羅漢山や羅漢山が見えました。(かすんで見にくかったけど、日本海も見えるそうですよ!)
下山(林間ルート)は緩やかに下り坂が続く
下山は山頂からそのまま西側に向かう「林間ルート」をとることにしました。この林間ルートは比較的ゆるやかな下り坂がほとんどなので、登りと比べてずいぶん余裕をもって散策できました。
特に写真のような木立が並んでいるところは、木々から木漏れ日が差し込んで幻想的な雰囲気で美しいです。
山頂から下山するまでは2か所休憩小屋がありますので、のんびりしたペースで進みます。
秋の深入山はススキがすごい
一番感激したのがこのススキです。
西尾根休憩小屋付近のススキ。まさにススキの広がる草原です。
山の斜面をススキが覆っているほどでした。
そして下山、ゆっくり写真を撮りつつ景色を眺めて約2時間半の登山を楽しめました。
登山の後は「いこいの村ひろしま」に温泉もありますので、あわせて利用してみてもいいかもしれませんね。利用料金もリーズナブルです。
深入山家族で春登山
追記:秋に引き続き、5月の深入山に登ってみました。
今回は深入山のもう一つのルート「いこいの村コース」をたどってみたかったのですが、前回同様南登山口から登ることにしました。
というのも、下山すると南登山口に降りてくる予定なのですが、南登山口といこいの村の登山口が結構離れてて、しかもその間アスファルトの車道・・・
今回は小学校のちび様もつれての登山なのです。下山したらすぐに車があるのが望ましいとの理由からです。
石が転がっている急斜面を心配してましたが・・
南登山口ルートは急斜面かつ、石が転がっているような場所もあるのでいちおう注意は払っていたものの。
そんな注意とは裏腹に。スニーカーでスタスタ・・
この日は絶好の行楽日和の日曜日だったので、家族連れでにぎわっていました。
どこのファミリーを見ても子供のほうが身軽でラクラク登っていたのは間違いなさそうです。
いっきに「いこいの村ルート」の合流地点まで到着。
登山道に咲く花も魅力!
5月、登山道の傍らにそっと咲く野花たち、歩いているといろんな発見もありました。
深入山山頂でランチ!
今回は戸河内のお弁当屋さん「おふくろ弁当」というお店で「天むす弁当」を買ってきました。
このお弁当屋さんのエビ大き目のボリュームのある天むすは人気メニューでリピーターも多いんだとか。
そしていつものコーヒータイム、ナッツ付き。
食後のちび様は写真撮影に夢中。
ちび様撮影
ちび様たんぽぽの綿毛に興味が向く・・・
下山開始
そしてのんびりと下山、ところどころ石の転がる道なので、注意して歩くよう声掛けをしながら進みました。
段々と道も平たんになり・・ベンチで休憩したり。
今回は、子ども連れだったので、登り始めてから降りてくるまでトータルで4時間ほどかかりました。
八幡湿原(霧が谷湿原)にも寄ってみたよ
そのあと八幡湿原でメダカの観察を・・・たくさんのオタマジャクシがいたのには驚きでした。
いこいの村ひろしま
住所 | 広島県山県郡安芸太田町大字松原1番地1 |
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日帰り入浴
※いこいの村ひろしまは2020年6月30日まで改装中のため閉館となっています。2020年7月11日(土)よりキレイになって再オープン、日帰り入浴も可となっています!
受付時間 | 11:00~19:00 |
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入浴時間 | 11:00~20:00 |
料金 | 大人500円 小人(小学生)300円 幼児(1歳未満のぞく)200円 |