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醍醐桜中国地方最大か-岡山県真庭市の一本桜「醍醐桜」2日間12時間にわたる取材まとめ

醍醐桜プロフィール

岡山県下一の巨木(岡山県天然記念物指定・S47年12月)伝説によれば、元弘2年(1332年)後醍醐天皇が隠岐配流の際にこの桜を見て称賛したといわれ、この名が付いた。

また、地元の人が総出で見送ったという「大勢坂(おおぜいざか)」の地名も残っている。

  • 所在地 岡山県真庭市別所2277
  • 樹齢1000年
  • 新日本名木100選
  • 目通り7.1m
  • 根本周囲9.2m
  • 枝張り東西南北20m
  • 樹高18m
  • 品種 アズマヒガン(ヒガンザクラの一種)
  • 見頃 4月上旬~中旬

醍醐桜ダイジェストムービー

写真撮影の合間に録画したムービーを編集してみました。

取材の翌朝、陽の光が差し込む寸前、わずかな時間霧が出ていたのですが、段々と晴れていく中、朝焼けの空に浮かびあがるかのような醍醐桜はとても幻想的でした。

BGM:
♪終わりと始まり-sakunoken 様 ありがとうございます!
♪sunrise, morning glory-まんぼう二等兵 様 ありがとうございます!

とにかく今まで見てきた一本桜とはまるでスケールが違う、そのいわれも樹齢もすべてがケタ違いな醍醐桜、その見物の一部始終をご紹介します!

醍醐桜見物の足取り

ここからは実際に醍醐桜を見に行った時のタイムスケジュールを振り返り、時系列で紹介してみたいと思います。

夜桜から始まり、晴天の下の桜までをみるというかなり詰め込んだスケージュールかつ、現地までの交通ルートも一般的でない方法※ですが、部分部分で参考になるところもあるかもしれません。
(※ほかにも桜の名所に立ち寄るため、広島市からは基本、国道や県道を用いています。)

醍醐桜は様々なメディアで多く紹介されていますが、ここでは、なるべく雰囲気が伝わるように書き留めてみました、ずいぶん主観も入っているのですが、これから訪問される方に少しでもご参考になると幸いです。

事前情報

  • 一本桜としてはあまりに名高く、樹齢は1,000年と言われ国内でも有数の一本桜である。
  • 満開時の人出はすさまじく、たどり着くまでのハードルが高い
  • 桜の最寄駐車場までの車渋滞は最大で3時間という情報もあり。
  • 桜から徒歩1分の最寄りの駐車場は朝5:00にすでに満車のことがある。
  • 道路は一方通行規制されており、いったん渋滞に入ると到着まで抜け出せない。
  • 場合によっては桜から2Km手前の駐車場から歩いたほうが早いことがあるが、駐車場から続く遊歩道は徒歩40分の山道である。
  • 例年の見ごろは4月上旬~中旬、2019年は4月7日に満開を迎えた。

やはり見るためには、開花状況はもちろん、見に行く時間、タイミング、周辺の状況など事前情報を可能な限り入手する必要ありです。

真庭観光局のサイト、開花状況など詳しいです。

訪問した日と気象状況

2019年4月7日(日)、この年は3月末に寒の戻りというべきか、随分と寒い日が続いたこともあり、桜の開花が各地で6日遅れているといった状況。

例年、開花時期は4月上旬~中旬とされている。

醍醐桜の情報を事前に調べてみると、ちょうど今日が満開との予測だった。

岡山県といってもずいぶん山間地にあるので、沿岸部と違い遅く咲くと思っていたのだが、そうでもないようである。

出発地は広島市、途中、三次市に「美波羅川の千本桜」という名所があるというのでそちらにも立ち寄った。

現地の天気予報はこちら、気象庁による岡山県の週間天気予報

広島市から三次市経由で醍醐桜のある真庭市へ

13:00 三次市内で物品調達

13:00頃、三次市街到着、美波羅川の千本桜を見ていると予定外に時間が押してしまった。

三次市内の中国自動車道の案内表示板に醍醐桜の最寄インター渋滞との表示。

やはりか・・さすがに交通情報の案内板に「醍醐桜のため」との表示はないが、大方間違いないだろう。

きっとすごい交通渋滞に違いない。

天候の兼ね合いも考慮した、今日の午後は曇り、明日は快晴とのことであった。

そこで、夕方の到着を目標とし、夜桜から取材をスタートして翌朝終了とする計画と決めた。

現地では駐車するのに何時間かかるか読めない(最大で3時間の渋滞という情報もあり)が、いったん停めると次に停められる保証はない、翌日まで車を動かさない前提で、あらかじめ三次市内で食料品や物品買い込み、東城町で温泉に浸かった。

15:20 ハプニング発生

岡山県の哲多町内で道路工事のための通行止めを食らう、相当の迂回を余儀なくされた。

やはり3ケタ県道は走るべきでないと思った。

時間との相談で新見インターから高速道を利用することにした。

真庭市の北房インターから醍醐桜の駐車場までの様子

16:00 北房インター着

中国自動車道北房インター到着。

そこから美川橋東交差点左折県道84号線に入る。美川橋を渡ると醍醐桜の開花状況の案内、満開とのことであった。

美川橋を渡ったすぐに大変目立つ電光掲示板に開花状況が表示されていた。

と同時に到着までの予想時間が「1時間以上」・・長いときは3時間以上の渋滞ということであったため、それよりは少なく安堵した。

まあ到着時間が遅いためだったからだろう。

道はあちこちで改良工事を進めているようだが、ところどころ幅員の狭い部分もある。

16:13 桜まで約3Km地点

途中「カタクリの花群生地」のある地点の少し先から県道を左折、山道に入る。まだ車はスムーズに移動できる。

ここは「カタクリ駐車場」という大型バスの駐車場になっているらしい。

現地までの道路は案内表示、距離、要所に誘導員が配置され非常にわかりやすかった。

16:15 桜まで約2Km地点

さらに道を進むと「上諏訪神社」がありここから約100メートル先からはUターンできない一方通行になっている。

渋滞覚悟で車で登るか、次に述べる「遊歩道」を40分かけて登るかをここで決断せねばならない。

写真は下諏訪神社手前の交差点だ。

遊歩道を利用する手段もあり

また第3駐車場(収容台数30台)があり、渋滞がひどければここに駐車し徒歩で上る方法もある。

桜までは約3Kmかかり、所要時間は約40分である。渋滞が3時間かかることを考えれば、歩いたほうが早いということになる。

なお、車路より1Km長いのは迂回する遊歩道を通るためだと思われる。

16:17 1Km手前から渋滞

結局、今回は1Km少し手前くらいから渋滞の列に入った。

進み具合は5分待ち数十メートル進むといった感じ、完全に停車している時間のほうが長い。

17:31 第1駐車場に到着

なんとか17:31には第1駐車場に到着。渋滞に入ってから到着まで約1時間30分以上を要した。

このぶんだとピーク時には3時間というのもあながち間違いではないだろう。

しかし写真の通り駐車可能台数は多くはない、まだまだ駐車場は満車状態が続いていた。

これから先の駐車場は桜の木の先のほうに第2駐車場があり、そこは70台の駐車が可能という。

醍醐桜の取材開始~結局夕方から~

17:46 醍醐桜と対面

ついに念願の醍醐桜に対面することができた。

17:47

天候は曇り、降雨は今のところ一つもない。暮れなずむ空のおかげで少しの間この大樹のいろんな表情を拝むことができた。

17:55

花見客はまだ数多くおられる。ふと下を見るとまだまだ車列は続いているようだ。

醍醐桜の周囲は木製の歩道が備えられ、周囲から見物できるようになっていた。

周囲を何周しただろうか、樹齢1,000年というこの大樹からはとにかくものすごい気迫を感じる。神秘的、神々しさ、気、力、護り、あとなんだろう・・・気が付けば一本の大樹に対しての「美しい一本桜」という概念を完全に通り過ぎてしまっていた。

18:50

周囲に夜の帳が下りると、待ちわびたように投光器が仕事を始めだす。

ライトアップの始まりだ。

19:06

周囲が闇に包まれた中、隅々にまで光がいきわたり紺青色の空に包まれ浮かび上がったかのようなその姿は、昼間とはまた違った表情を見せる。

19:30

すっかり陽も落ち、漆黒の闇が訪れる。

訪問客もまばらになってきた、あたりに静けさがこだまする。

19:45

通り道にあったお店も明かりで照らし出される

20:00

今日はもう終わりにしよう、明日朝一番の桜を見るため車で夜を明かすことにした。

今夜は雨の予報、明日は紺碧の空のもと桜を見れるだろうか。

一夜明けて2019年4月8日(月)快晴下での醍醐桜の様子

4:30

しまった、寝過ごしたか、駐車場を見回すとすでに第1駐車場は満車に近いようだ、ここの朝はもう始まっている。

4:40

空には星が輝いている、天の川も見えるぞ。

たちまち東の空が白んでき始めた、もう少し早く行動すればよかった。

5:53

日が昇ってくると周囲は神秘的な霧に包まれた。遠くの山並みには雲海も見られた。

6:20

朝日に照らし出される醍醐桜。

桜の樹は36万回同じ朝を繰り返してきただろうが、私にとっては特別な朝となった。

6:24

霧もほぼ晴れ太陽が山の端から顔をのぞかせた。

6:27

醍醐桜の傍らには「二代目」の醍醐桜がある。

一代目をバックに・・・

6:37

真澄の空となった、言葉もない。

7:30 さようなら醍醐桜

帰り際谷向こうの丘からの1枚、次に来れるのはいつのことだろうか。

醍醐桜入り口にある案内板

醍醐桜(だいござくら)

この桜は、ヒガンザクラの一種「アズマヒガン」で、推定樹齢は1000年、根元の周囲9.2メートル、枝の広がりが四方に10メートル伸び、高さは18メートルある。

「醍醐桜」の名前の由来は、鎌倉末期の元弘の乱により後醍醐天皇が、隠岐に流される途中ここに立ち寄り、美しさを賞せられたことの言い伝えによる。

規模・樹齢ともに県下一であり、昭和47年12月9日、岡山県の天然記念物に指定されている。

その他、醍醐桜訪問への参考になる情報

広島市からのアクセス

広島方面から高速道路利用で

広島インターチェンジから北房インターチェンジ

2時間15分 188.1km

高速道路料金 通常4,300円  

深夜割引(0-4時/30%):3010円

休日割引:3010円

北房インターから醍醐桜まで約12Km

津山・関西方面からは落合インターチェンジ利用(醍醐桜まで16Km)

醍醐桜の駐車場について

第1駐車場 35台

第2駐車場 70台

第3駐車場 30台

下諏訪神社駐車場

カタクリ駐車場

このなかで、一番の最寄は、第1駐車場、駐車場からすぐ醍醐桜が見れる位置です。

なお、駐車整備料として料金の徴収があります。第1・第2共に500円、第3駐車場以下は300円です。(4輪車・2019年4月)

醍醐桜ライトアップの時間について

5分咲き以降、日没から21時まで

醍醐桜ルートマップ

真庭市観光局のサイトからわかりやすいイラスト地図がダウンロードできます。

現地ではこのマップが非常に役立ちました。

訪問前にスマホにダウンロードしておくと良いでしょう。

山間部ですが、Docomoの電波はしっかり入ります。念のため・・

便利施設

道の駅 醍醐の里 岡山県真庭市鹿田391−1

ローソン 岡山北房インター店 岡山県真庭市上水田5133−1

セブン-イレブン 落合栗原店 岡山県真庭市栗原891−8

各種問い合わせ先

開花情報テレフォンサービス 0867-52-1503

真庭市役所落合振興局 0867-52-1111

醍醐桜 五つ星評価

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この記事を書いた人
ひろちゃん
いつもご覧いただきありがとうございます!

2児の父、独身時代にあっては大のドライブ好き。中国地方の国道は走ったことのない道はないという噂も… ここ最近は子供のために、新たな「おでかけスポット」の開拓に励んでいる。

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