もくじ
今回はちょっとマイナーな景勝地、大星山をご紹介します。
大星山は、山口県の南東部にあり、山頂には 「瀬戸内のエーゲ海」とも称される南瀬戸内海を一望できる展望台があります。
晴れた日には、九州の国東半島や四国も見ることができるんだとか。
また、風力発電所の白い風車やユニークなすべり台などもあり、山口県柳井市から「室津半島スカイライン」という道が通っていますので、ドライブコースとしても楽しめる場所です。
大星山の所在地と柳井市からの所要時間について
大星山
住所 | 山口県熊毛郡平生町伊保庄福井 平生町佐賀 |
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柳井市から大星山へは、車でおよそ3~40分程かかりました。山頂まで続く「室津半島スカイライン」は尾根づたいに走る山間道路です。
ようやく大星山山頂に近づいてきました。遠くからでもよく目立つ巨大な風力発電の風車が見えてきます。
この発電施設の風車は、高さ約100メートル、プロペラの直径は約70メートルもあり、年間の発電量は、なんと1200世帯分の電力を賄える発電をしてるんだそうです。
山頂の駐車スペース、車を降りるとすぐにこんな景色が広がっているんです!
標高は483メートル
つまり目の前に広がる海は400メートル程下にある景色を見下ろしている形になります。
ですので本当に遠くの島々まで見渡すことができ、これがとても絶景なんです。
展望台からの景色も見てみよう
山頂には2階建ての展望台があります、そこから南方向へは視界をさえぎるものナシ!
ちなみに、標高は結構あるのですが、駐車場から展望台へはすぐなので、山道を登ったりとかはありません。
目の前には祝島、遠くには大分県も見えるぞ
案内によると、目の前には祝島があります、霞がかかっていた夕暮れ時でしたが、確かに祝島がはっきりとよく見えていました。
大分県の国東半島も案内に書かれていましたので、よーく見てみると・・・なんとなく影のようになっているのがそうかもしれません。
珍しい?すべり台付き展望台!
実はこの展望台、上るときは階段ですが、降りるときは、すべり台がついているので、そのまま滑って降りることができます。
展望台と遊具を兼ねたユニークな作りですね。
夕日スポットとしても人気!海が黄金色に輝く
やがて太陽が沈むころ、霞もだんだん晴れてきました、海に浮かぶ島が黄金色に輝き、とてもきれいでした。まるですいこまれそうなほどの絶景です。
場所的には決して行きやすい場所ではありませんが、頂上から見る景色や瀬戸内海に沈む夕日を狙って、写真の愛好家の方たちの間では、有名な撮影スポットになっているらしいです。
ここは行ってよかったです。間近に見る風力発電の風車の大きさと、光のように輝く瀬戸内海の風景をしばらく楽しみ、大星山を後にしました。
柳井市周辺の観光地
大星山と組み合わせていくなら周辺にこんな観光地もあります。
柳井と言えば、白壁の街が有名、こちらは江戸時代から続く有名な「甘露醤油」の仕込み蔵です。
花をテーマにしたテーマパーク「やまぐちフラワーランド」も柳井市にあります。
家族連れなら大型遊具もある柳井ウェルネスパークもおススメ!
大星山のある室津半島をさらに南下すると、古く海上交通の要衝として栄えた上関町があります。