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八幡湿原八幡湿原-尾崎谷湿原で貴重な動植物の宝庫に触れる-北広島町

八幡湿原

広島県の北部、島根県に隣接してあるのが「北広島町」、北広島町でもその西側に広がる八幡地区には大小約20の湿地(八幡湿原)が点在しています。

八幡湿原は、日本に存在する湿地の中でも南限に当たり、湿地特有のめずらしい生物や植物が観察できます。

今回は、いくつかある湿原の中から、特にカキツバタやハスの群落が見頃を迎える5月下旬に、環境庁の特定植物群落にも指定されている「尾崎谷(おぜきだに)湿原」を訪ねてみました。

八幡湿原 尾崎谷湿原へのアクセス

まずは場所のご案内から・・

八幡高原にはいくつかの湿原が広い範囲で点在しており、それらを総称して八幡湿原と呼んでいるため、場所がわかりにくいです。今回は「尾崎谷湿原」というのを目指してください。
googleマップでは「八幡湿原 カキツバタ畑」という表示になっています。

カキツバタの見ごろはいつ?

八幡湿原、尾崎谷湿原のカキツバタは例年5月下旬から6月上旬にかけてが見ごろとなっています。

紹介しています写真は2019年5月29日のものです。

八幡高原、太古の昔は湖だった?

尾崎谷湿原に向かう途中に大きめの立て看板を発見「古代八幡湖望遠地」とあります。

実は湿原の点在する八幡高原はかつて湖が広がっていたということです。

目の前には田んぼが広がっていますが、この水田面は湖底堆積物でおおわれており、地下数メートルにまで堆積しているということです。

古代には湖が広がっていたということと、この地に湿原が残っていることとは関連が深そうです。

尾崎谷湿原に到着

先ほどの「古代八幡湖望遠地」から400メートルほど進んだ先に「岩田農園さん」の建物が見えてきます。

この建物から左側に降りて行った先が「尾崎谷湿原カキツバタ畑」となっています。

尾崎谷湿原に専用の駐車場はもうけられていません。この付近には十数台ほど駐車できるスペースがあるのですが、もし農園の方がおられたらお声かけし駐車させていただくと良いでしょう。

ちなみにこの道をまっすぐ行くと「新川溜池」という池に出ます。

こちらも珍しい植物が見られるということでしたが、人けが全くなかったうえ、クマに注意!ということでしたので、今回はパス。

カキツバタのほうはまっすぐの林道ではなく写真の矢印側、林道向かって左側に降りてください。

カキツバタ畑のほうは割と人の出入りがあり、50分ほどの間に3組くらいの方が入れ替わり訪ねられていました。

尾崎谷湿原のカキツバタ

このような水のせせらぎのあるところに、ハスやカキツバタがたくさん花を咲かせているのを見ることができます。

ちなみに湿地帯ですが、あぜ道にそって進めるようになっていますが、雨の降った後などはぬかるんでいると思いますので、天候によってははきもののことを考えておいたほうが良いはずです。(長靴があれば完璧)

訪問時は2日前雨が降ったのち晴天が続きましたので、普通のスニーカーで困ることはありませんでした。

青色のトンボなど珍しい生物がたくさん

光の当たり具合で青く光っているように見るキレイなトンボ。

調べてみると「セスジイトトンボ」という名前のトンボのようです。山間の湿地や沼地に生息。

(トンボの名前が違っていたようです、ご教示いただきありがとうございます。)

こちらはオオシオカラトンボというらしいです。普通のシオカラトンボよりも倍ほどデカい!

一瞬「オオサンショウウオ?」と思いましたが、これは「アカハライモリ」という名前の生き物。

こちらが見つけるとすぐにハスのカゲに隠れてしまいます。
カスミサンショウウオ絶滅危惧II類 、環境省レッドリスト指定

(こちらの種もアカハライモリ(準絶滅危惧)とご教示いただきました。ありがとうございました。)

このように多くの昆虫やカキツバタを含めいろんな動植物がおり混ざっているというか、整然と並ぶカキツバタの群落もいいですが、こちらのほうは自然美あふれる感じがとてもよかったです。

絶景!スイレンの花が咲き乱れる

尾崎谷湿原で一番印象に残ったのが湿原の奥のほうにあるスイレンの咲いた池です。

ホントに一面をスイレンで埋め尽くしたかのようです。

駐車スペースからあぜ道を進んでいき、奥のほうにひっそりと広がっているというのも良くって、おもわず「わーすごい!」と感嘆の声を上げられている方もおられました。

訪問は2019年5月29日です。ほぼすべてのスイレンが花を付けています。

これはぜひ目の前で見てみてください!

北広島八幡地区には他にもこんな見どころが

八幡を車で走っていると、いろんなところでカキツバタが見ることができます。

昔はもっとたくさん自生していたらしいのですが、今では保全活動をしながら、この景観を維持されています。

そのひとつが「カキツバタの里」です。

カキツバタの里は、尾崎谷湿原とは違い、一面にカキツバタが咲く風景を見ることができます。その本数なんと20万本!

道路沿いにありますので、気軽に見学できますよ。

それから場所は全然異なりますが、スイレンの花が見られる場所は広島県廿日市市にもあります。スイレンつながりということでこちらもおススメです。

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八幡湿原にお寄せいただいたコメントです

  1. アバター 匿名 より:

    青いイトトンボはオオイトトンボ、青いトンボはシオヤトンボです。

  2. アバター 匿名 より:

    すごくきれいな写真がいっぱいで、是非行ってみたくなりました。
    ただ、カスミサンショウウオとなっている写真は、アカハライモリ(準絶滅危惧)だと思います。
    エゾイトトンボも分布域が異なるので、たぶんセスジイトトンボかなと・・・。
    生き物の同定って難しいですね。

    • こちら生き物については全くのシロウトにつき失礼いたしました。
      一応、他所の写真など参照しながら記述したのですが・・・まだまだ勉強不足のようです。
      八幡高原は夏もキレイだと聞きますので、次回訪れようと思っています。霧が谷湿原のほうです。
      ご覧いただきありがとうございました。

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