海響館は2001年に開業した下関市にある水族館です。日本最大級のペンギン展示施設「ペンギン村」には水深6メートルを誇る大水槽があり、その中をまさに飛ぶように泳ぐペンギンの姿は圧巻です。また、フグが特産の下関だけあって、世界中のフグ100種類以上の展示があるのも海響館だけ。ダイナミックな動きをするイルカやアシカのショーも必見!
海響館のなかでも特に充実しているのが「ペンギン村」です。館内のペンギンエリアは「亜南極ゾーン」という位置づけで、設置されている大水槽は水深何と6メートル。この大水槽の中で、水中を飛ぶように泳ぐペンギンたちを見ることができます。丘にいるときはちょこちょこと歩き回る姿が可愛いのですが、水の中に入ったときの泳ぐスピードには驚かされます。
館外のペンギンのエリアは「温帯ゾーン」とされており、フンボルトペンギンの生息域をそっくりに再現されているエリアがあります。ペンギンというと南極や流氷などをイメージしてしまいますが、このフンボルトペンギンは暑さにかなり耐久力があるそうで、こうやって屋外でも生活できるのだとか。むしろ極端な寒さには弱いそうです。
下関といえば「フグ」。海響館では常時100種類のフグが展示されていて、ここまでたくさんの種類が紹介されている水族館は、世界的にも例がないとのこと。
水族館とイルカショーというのは定番の組み合わせですが、海響館のイルカたちは動きがダイナミックで迫力がありました。最後は天井からつるされたボールめがけて大ジャンプ!
海響館を見終わった後は、関門の台所といわれる「唐戸市場」や海を挟んで門司側に渡れば「門司港レトロ」、「九州鉄道記念館」などおもしろいスポットがたくさん。下関から門司側には、船で渡ることができるので、基本は車を置いて徒歩で散策可能な範囲です。広島市からは車でそれなりの距離ですが、水族館と周辺の観光も含めるとちょうどよい日帰り旅行となりました。