全国でも10番に入る大規模バラ園
多くの観光農園があつまる「広島県世羅郡」に新たなバラの名所があるのをご存知ですか?
「そらの花畑」は2017年にオープンした日本でも屈指のバラ園で、園内には135品種・7100株ものバラが植栽されています。たくさんのバラが広大な園内に続く光景はまさにバラのじゅうたんを敷き詰めたかのように見えます。
今年2022年も「ローズフェスタ」が開催され、5月21日(土)~7月3日(日)の間、バラの見ごろを迎えます。
また2021年の秋季には秋咲きのバラが楽しめる「秋ローズと花のガーデン」が行われました。
※サイト内の写真は2019年に撮影したものです。
そらの花畑-概要と交通アクセス
概要
そらの花畑 | 広島県世羅郡世羅町戸張空口1405 |
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開園時間 | 9:00~18:00(最終入園17:00) |
入園料金 | 大人1000円・こども500円(4歳から小学生) |
駐車場 | 200台分・無料 |
アクセス
イングリッシュローズとは・・?
そらの花畑のバラは、正確には「イングリッシュローズ」という品種のバラです。
イングリッシュローズは、もともと1970年代にイギリス人のデビット・オースティンによって改良されたバラで、西洋に古くからあるオールドローズと1867年以降フランスで改良されたモダンローズをかけ合わせたバラになります。
それぞれのバラの特徴は、オールドローズは、花びらが幾重にも重なり重厚かつ香りが豊か、モダンローズは華やかな形の花を付け、色もカラフルなものが多い品種です。
お花屋さんで見かけるバラはほとんどがモダンローズで、多くの方になじみのあるバラはこちらのほうです。
そらの花畑を散策してみよう!
園内マップはこんな感じです。
右下のチケット売り場から入場して、八の字を横にしたような順路でまわってこれるようになっています。
チケット売り場付近の様子
入園しますとすぐにカフェやショップのエリアがあります。
散策にはサクサクまわって約1時間程度です。お手洗いはこのエリアのみでしたので利用しておくとよいでしょう。
そらのはこにわ
最初のお花畑ゾーン、そらのはこにわです。ここは高さのある植栽に囲まれたウェルカムゾーンになっています。
見渡す限りバラ!圧巻のロングボーダーガーデン
そらのはこにわを過ぎると本格的にバラ園が広がっています。カーブ状にバラの植栽が続いているのですが、一番長い部分で全長400メートルの「ロングボーダーガーデン」が楽しめます。
芝生の小径に沿うようにしてずっとバラが続きます。
そして、その植栽の列を横から見ると・・・
まさにバラのじゅうたんです!
見渡す限りバラ!遠くまでバラ!
いままでいくつかバラ園をめぐってきましたが、さすが広島県最大、中四国で2番目の規模のバラ園はやっぱり圧巻でした。
ベンチがあるのって素晴らしい!
眺めのよい部分にベンチなどがたくさん設置されているのもよかったです。
こんなパラソルもあって、日陰に入ると心地よい風が吹きました。そらの花畑は、世羅高原でも標高が高いところに位置しているそうです。
ベンチに座っていると、さわやかな風と共にバラの花が香り、これがまた癒されます!
ベンチからはこんな眺めです!
オープンしてちょうど2年が経過しますので、バラの木そのものが密になってきている感じがしました。
これから季節を重ねるごとにより豪華な花を咲かせるんじゃないかと思います。