もくじ
【重要】2023年-2024年シーズン・聖湖キャンプ場は冬季閉鎖中です!
聖湖キャンプ場入り口掲示にて、今期のクローズ期間と来期オープン予定のの日にちが告知されました。下記の写真をご参照いただければと思います。
聖湖キャンプ場の冬季閉鎖期間 | 2023年11月24日(金)から |
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聖湖キャンプ場の来期営業開始時期 | 2024年4月27日(土)から |
自然豊かなローケーションの無料キャンプ場
聖湖キャンプ場は広島県の北広島市にある県営の無料のキャンプ場です。
無料であることもそうですが、聖湖のほとりにあるという自然豊かなロケーションが大変魅力のキャンプ場です。
また、周囲には集落などの光源となるものがほとんどないので、夜には美しい星空を見ることができます。
聖湖キャンプ場
住所 | 広島県山県郡北広島町東八幡原 |
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利用期間 | 4月中旬~11月下旬頃 |
付帯設備 | トイレ4棟 炊事棟3棟 管理棟1棟 休憩所2棟 ファイヤーサークル1基 展望台 |
キャンプ場場内見取り
はじめてのキャンプ場って設備の位置関係がわからず迷うものです。ましてや聖湖キャンプ場は無料のキャンプ場、オーナーの丁寧な説明もありません。
ですので、だいたいの設備の位置関係やサイトの特徴を知っておくと、現地で役立つと思います。
ちょっと古いですが現地の案内図です。中には廃止された設備もありますので、現状に即してのご案内です。
便宜上4つのエリアに分けていますが、これはあくまで説明のためです。
聖湖キャンプ場おススメの設営場所
①エリア
キャンプ場入ってすぐの一番人気のエリアです。道路を挟んで右手に芝生エリアが広がり、左側に炊事棟、トイレと必要設備がそろっています。
トイレは水洗トイレです。
芝生は広大ですが、道路に沿って一張り分が平地で、その奥は傾斜しているため、設営は不適合です。
炊事棟はかまどもついていますので、直火やダッチオーブンなどを使った豪快な料理もできます。
炊事棟すぐ奥には休憩所と名付けられた屋根付きの小屋もあります。
道路左側のエリアも設営できますが、地面は石ころ多めの土です。ペグが刺さりにくいのも難点。
また①エリア炊事棟の先に延びる緑色の道は藪化しており、通行は困難で、常設テントおよび、木製デッキサイトは廃止されています。
地図にある売店は現在は廃止されています。売店の下に見えにくいですが、管理棟という黄色いマーキングがあります、現在も時々軽トラが停まり、管理の方が在室しておられることがありますが、もっぱら掃除などの設備管理でいらっしゃているようです。
②エリア
②エリアは木陰の多い林間サイトです。①サイトより地形的に低く、木々でおおわれているので、若干水はけが悪いです。
虫よけ対策はしっかりとしておく必要があります。地面は芝生に若干土が露出しています。
③エリア
このエリアは①エリアに次いで人気のエリアです。必要設備も近く、道路を挟んだ左右に芝生が広がっています。
日当たりも①ほどではありませんがそこそこあります。
なお、③エリアの先の道を進みますと「聖湖」に出ることができます。(車両は通行不可)
④エリア
ここは意外と知られていないエリアですが、結構広いエリアです。運がいいと一人で静かにキャンプができます。
なお、こちらがわの木製デッキはまだ健在で、張り縄をひっかける金具もついてまともに使えます。
※木製デッキの使用は2023年から老朽化のため禁止となっています。
ただし、周囲は山に囲まれていますので、動物には注意が必要です。私は夜間イノシシに出くわしました、クマなどの野生生物も遭遇しやすい雰囲気です。
キャンプ全般に言えることですが、このエリアでは特に食材の管理は気を付けたほうがよさそうです。
以上、4つのエリアに分けて説明しましたが、はじめて聖湖キャンプ場を利用される方や子供さん連れの場合は①エリアをお勧めします。
もし道路右側の芝生エリアが埋まっていましたら、道路左側のエリアも設営できますよ!
利用に際しては、特に受付もありませんので、入場して好みの場所に設営すればOKです。
聖湖キャンプ場利用レビュー
ここからは、聖湖キャンプ場を実際に利用した際のレビュー的なものを続けます。
私の利用スタイルは、主に登山のための宿泊利用、たまに家族でデイキャンプといった使い方です。
聖湖キャンプ場の風景(星空や朝霧に霞む場内の風景)などキャンプ場の様子を捉えた写真も載せていますので、よろしければご覧ください。
聖湖キャンプ場でソロキャンプを楽しむ(初回訪問)
今回は10月末ということで、キャンプ場には2組のお客さんのみでした。
とても静かなキャンプ場でソロキャンプを敢行、ミニテントを設営します。
ペグはGEERTOP の18cmアルミペグです。軽量で短いですが、軟らかい地盤でもしっかり噛んでくれます。
テント設営完了!
テーブルはキャプテンスタッグのミニテーブル。
愛用のST-301でレトルトカレーとご飯を温めます。
カレーはボンカレーNEOってやつ。
陽も落ちたのでランタンの電源をONします。
今日は日中三段峡をトレイルしてまいりました。三段峡入口で買った栃餅をあぶります。香ばしくて美味!
晴れてれば素晴らしい星空が見れるかも!
夜も9時を回ると、空に広がる満天の星に驚かされました。天の川がくっきりです。
撮影の準備に取り掛かります。
あれやこれやと撮影していくうちに夜は更けていきます・・
翌朝、コーヒーを飲んで撤収開始!管理の行き届いた快適なキャンプ場で無料ではもったいないくらいのキャンプ場でした。
この後、深入山に登山に行ってみましたので、こちらもよろしければご覧ください。
聖湖キャンプ場再訪(2回目訪問)
2020年6月追記
6月の聖湖キャンプ場です。梅雨の中休みで結構好天が続く中でした。この日は土曜日、夕方4時のチェックインでしたが、芝生エリアはほぼ埋まっている感じ。
初回訪問時とは比べられないほど賑やかでした。
設営を終えたらだいぶ夕日が沈むころ合い・・・
珍しく料理してみました。
まあ食材は自宅でカットしてきたので、焼くだけの簡単料理なんですけどね。
この日は十方山に登ってそのままソロキャンに突入でした。
聖湖キャンプ場再々訪(3回目訪問)
2020年7月追記
この日は深入山とコラボです。
日没後も好天が続きました。
晴れていたら満天の星空に出会えますよ!
聖湖キャンプ場へ続く国道191号線には「アジサイロード」があり8月の初めくらいまで花が咲いています。
このことからも聖湖キャンプ場は夏でも冷涼で過ごしやすい気候だといえますね。
ただし、冬季の厳しさはいうまでもなく、冒頭でご紹介した通り、キャンプ場の開設期間も4月中旬~11月下旬頃となっています。
聖湖キャンプ場-デイキャンプでBBQも(4回目訪問)
2020年8月中旬追記
聖湖キャンプ場でのソロキャンもシーズン3回目となり、デイキャンプ利用のお客さんも結構多いんだなという気づきがありました。
有料キャンプ場もデイキャンプ利用の設定があるところも多いですが、やっぱり時間の制限があったり、事前予約や当然ながら課金もあるのが悩みの種。(そのかわりごみは引き取ってくれるところも多いですけどね)
水道、トイレもしっかり管理されている聖湖キャンプ場はそんなファミリーでのBBQ利用のレジャーにもしっかり応えてくれそうです。
ということで夏休みに家族での日帰りBBQ利用をしてみました。
芝生エリアにタープを張りテーブルを設営
設営しやすいキャンプ場入り口すぐの「芝生エリア」にタープを一幕張りました。
今回は炭火は使わない時短BBQ。この焼き肉プレート、BBQの炭火の準備や片付けが「手間だな」と思われる方はぜひ使ってみてください。
火加減調整、片付け、道具の量などの面で炭より圧倒的に便利です。
聖湖キャンプ場は、若干傾斜していますが広い芝生の広場もあり、子連れで遊んでみるのも楽しいですね。
今回はフリスビーやおもちゃのブーメランを持って行ったりして楽しみました。
聖湖キャンプ場の周りを散策-聖湖にも行ってみた!
聖湖キャンプ場、実はまだ未踏ゾーンがありまして、名前の由来にもなっている「聖湖」です。
キャンプ場のサイト内から湖は見えないのですが、遊歩道を少し歩けば湖に出ることができるんです。
ソロキャンでは道具を置いたままサイトを離れたくないけど、今日は人数もいるのでキャンプ場周囲を散策してみました。
遊歩道はキャンプ場の東側から続いていたので、ウォーキングも兼ねて散策。
木々の間から笹薮が見え、その奥に湖が見えます。
湖に降りる下り坂
聖湖です、キャンプ場の名前の由来になっているこの湖は・・
標高1000メートル超えの深入山山頂から見てもこんなに大きいんですよ。
珍しい生き物と出会えるカモ?
聖湖キャンプ場の森の中で珍しい生き物を見つけました。
「ハグロトンボ」といい、夏季に水辺の水生植物が繁茂している場所に生息しているんだそうです。
テントサイトだけでなく周辺をいろいろと観察して回っても面白いかもしれませんね。よーく見てみるといろんな発見があるはずです。
ちなみに聖湖キャンプ場は真夏でも気温は広島市内と比較すると随分過ごしやすいです。
以上「聖湖キャンプ場でBBQデイキャンプ利用をやってみた」でした。
聖湖キャンプ場-聖山登山前日入り(5回目訪問)
2020年8月下旬追記
今回は夕方5時にチェックイン、キャンプ場からすぐの山に登るためです。その名も「聖山」。聖湖キャンプ場ファンとしてはぜひ登っておきたい山です。
さっそく設営、このソロ用テントは短時間でサッと設営できスグレもの。
山に入る日はキャンプといえどシンプルにいきます。
夕食はラーメンライス。ノンアルビールでいただきます!
ノンアルビール2本目ミックスナッツを添えて。
シメはコーヒー
まあ、食べ物のことはどうでもいいんです、聖湖キャンプ場のこの景色をご紹介したかったのです。
夜は小雨が降っては止んでという天気、朝5時ころを迎え朝日が昇ってくると、霧に包まれ聖湖キャンプ場のこんな光景を目にすることができました。
早朝の聖湖キャンプ場の様子
炊事棟のあたりから散策してみます。昼とは違った雰囲気です。
朝からこんな風景を歩いて贅沢な時間を過ごせるのも聖湖キャンプ場の魅力です。
林間サイトも霧に包まれて幻想的。
聖湖に出てみました。霧に包まれてまるで水墨画のような雰囲気!
湖の向こうにあるのは「聖山」
こちらは聖山のお隣、高岳から聖湖を見た一枚。
テントに戻ってきたら撤収です。
天気次第では早朝にこんな風景が見れると思います。前日夜雨が降っていたら高確率かと・・。
それから、聖山・高岳。特に高岳山頂はちょうど聖湖や深入山、八幡高原から見て西側に立つことができるので、このエリアの名所を広く見渡すことができます。
聖湖キャンプ場-恐羅漢3座縦走1泊しての深入山(6回目訪問)
9月の中旬、秋の気配を感じる中、恐羅漢山、砥石川山、旧恐羅漢山と三座を縦走しての聖湖入り、今回はテントデッキのあるサイトをチョイス。
デッキを使うほど大きなテントでもないのでおとなしく芝生に設営・・
今回は旧恐羅漢山を経由し、なんだかんだで10キロ超を歩いた日・・
夕食!明日もあるのでこのくらいがベスト
夜になると格別の星空を見ることができました。天の川もくっきりです。
翌日は深入山へ
聖湖キャンプ場の気温と寒さ対策(7回目訪問)
シーズンも終盤となった10月下旬、十方山に紅葉を見た後の一泊キャンプです。今回初めてデッキを利用しました。
デッキにはそのままロープがかけれるよう金具がありますので、ひっかけるだけでOK!
デッキのフックが足りない部分はロープを地面まで落としてペグダウンしました。
このデッキ、何が良いかというと、寒い季節にテント底部からの寒さをかなり低減できるというところにあります。(今回初めて気づきました)
さすがに秋も深まってきましたので防寒対策もしたうえでの一泊となりました。夜間はダウンジャケットでちょうどよいくらいでした。
テント内は、インシュレーターの下に銀マットを敷き、底部からの寒さに備えます。
さらにっ!湯たんぽも用意。シュラフの中に入れておくとかなり暖かく、翌朝もほんのりと温かさが残る程保温力があります。
夕食は暖かい雑炊と牛すじ煮込みをコトコト火にかけながらゆっくりいただきます。
こうした装備のおかげか、デッキのおかげかはわかりませんが、寒い季節には木製のデッキはかなり快適に過ごせると思いますよ!ぜひ!!
デッキサイトは私のほかにソロの方がおられ、付近の山についてお話をしつつ互いに湯たんぽの準備をするという場面もあり、いい時間を過ごさせていただきました。