この方法で腰窓から転落の心配はほぼ解消されました
心地よい季節、窓から入るそよ風ほど気持ちの良いものはありません。しかし、開けたままにしておいた窓も、小さなお子さんにとっては自宅にある危険の一つになってしまいます。そう、一階の部屋の窓だったとしても・・・
子どもの建物からの転落
前回、ドアの安全対策についてわが家での対策をご紹介しましたが・・
窓の危険についても以前から言われてきたとおりのデータがあります。
消費者庁の資料によると、子どもの死亡事故の中でも建物からの転落は3%から16%にもおよび、特に3歳(16.1%)や4歳(13.2%)と、ちょうど歩き回る年齢のお子さんが転落事故に遭う確率が高いというデータが出ています。
特にマンションなどは、バルコニーからの転落が報道などでも目立つため、特に気を付けがちだと思うのですが「ここは大丈夫だろう」と思う場所こそ意外と危険が潜んでいるかもしれません。
窓際に置いたソファーが危ない!
というのも、わが家では、1階の腰窓のそばにソファーが設置されているのです。1階と言えど油断はできません、なぜなら窓を開けたところから戸外の地面までの高さは1メートル以上もあるからです。
窓際に置いたソファー、ありませんか?
ソファーでないにしても、室内側に踏み台などがあれば、窓の外を簡単にのぞき込める高さなのです。しかも、のぞき込もうとするものなら、からだが前のめりになってバランスを崩し落っこちるような体制になってしまいそうです。
普通に窓についているクレセント錠をかけおくといい気もしましたが、やはり開けられる状態だとついつい閉め忘れもあるというもの・・
部屋の間取り上、なかなかソファーを移動させることができませんでしたし、ココの窓は特に開ける必要も低いため、窓ロックをかけることにしました。
窓にストッパーをかけることにした
これは本来、窓の防犯目的で、多重ロックをするための商品なのですが、ちょうどよい具合に窓のストッパーの役割りをしてくれるんです、これが実際に使用してみて、手軽に、しかもお値段も手ごろにできる対策でした。
ストッパーを窓に取り付けることにより、建具に傷などをつけることなく窓の開閉を制限することができます。
せめて転落事故の多い3歳から4歳までは行っておきたい対策の一つです。
使い方はサッシのレールにはめ込み、本体についているつまみを回すだけ・・・
つまみが本体と別になっている法の製品は、一度ロックすると専用のつまみがないと解除できない仕組みです。
ロックの位置をずらして設置すると…
このストッパーのいいところは、サッシへの設置部分をずらすことで、少しだけ窓を開けられるようにもできることです。
子ども部屋には、あらかじめ転落防止の手すりが付いているので、完全に閉めておく必要はないと思ったので、必要以上に窓が開かないように対策を施しました。
窓に取り付けた手すり
左側の窓は固定されたまま、右側の窓だけがこの位置より開かないようにできます。
これで転落の心配はほぼなし!
ただし、このロックも意図的に窓を強く開けたり手でずらそうとすると外れてしまうこともあるので、その点は要注意です。定期的に点検をすると安心ですね。
私も以前から気になっていた窓なのですが、これを取り付けてから、ほぼ心配はいらなくなりました。
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