美川ムーバレーは山口県岩国市にある、かつての鉱山を利用して作られた、地底古代文明をモチーフとしたテーマパークです。
プレイヤーには、実際に坑道内に入り、いくつかの謎解きをしながら進んでいくというゲームが待ちうけています。
子どもだましと思ってうかつにチャレンジすると複雑怪奇な坑道に行く手を阻まれること間違いなし!
さあ、ここは皆で協力して問題を解き、道を覚え進んでいくべし!
地底王国の謎を解き、再び地上に舞い戻ってくることはできるのか!!
そうここは地底王国、心して謎解きにチャレンジすべし
車を停めた駐車場付近からさっそく古代文明風な像が林立していて、それらしい雰囲気を醸し出しています。
この類のテーマパークは気分を盛り上げないと楽しめないだろうと半信半疑のまま、受付でチケット購入。
同時にもらえるのがコインで削る様式の解答用紙と方位磁石。
おや、結構凝っているぞ!しっかりした紙でできた、いわゆるスクラッチカードというものをもらいました、で、なにやら説明書きがありますがなかなかピンとこなかったので、とりあえず、坑道内に入ってみます。
坑道内・・・とっても涼しい~です。まるで天然のクーラーみたい。
これなら暑い夏プチ避暑地としていいんじゃな~い?・・・
なーんて思ったのはのんきな話で、ちょっぴりなめてかかっていたがために、この後ひたすら坑道を歩きまくるはめに・・・
絶妙なライティングで浮かび上がる神秘的な古代レリーフ
洞窟内は想像以上に涼しく、空気がひんやりしています。
足元は滑りやすかったり、思いのほか階段があったりするので、しっかりと運動できる動きやすい格好で挑んだほうがよいかも。
いろんな色でライトアップされた空間は神秘的な雰囲気で、壁の彫刻なども、なかなか凝った演出がされていて面白いです。
歩こう、考えてひたすら歩こう
要所に問題の書かれた看板が掲げてあるので、よ~く考えて入り口でもらった解答用紙をチェックしていきます。
ちょと頭をひねらないといけない問題もあったりするのですが、それ以上に大変だったのが「答えをもとに坑道内を歩き回る」こと!
坑道のマップを見ながら地形を覚えながら進まないと、同じところを行ったり来たりすることになります。
「道を覚える」これ重要!!
目指すは出口の日の光
最後のほうに進むにつれ、地形も複雑になります。地図をよく見ながら進んでいきます。
今回はゴールまで1時間と少しかかりました。
暗い坑道内を歩き回った末、出口で日の光を浴びるのはとても達成感アリ!でした。
周辺の見どころもちょっとご紹介
坑道を出たすぐのところに食堂などの施設もあるのですが、今回は、少し車で上流に行ったところに、巨大水車が目印の「食事どころ」があると聞いたので、行ってみることに。
ムーバレーからの移動は車でないと行けない距離です、結構な山深いところにはなりますが、平成2年の完成時には日本一の大きさを誇ったという観音水車「でかまるくん」が見えてきます。
この水車は実際にそば粉を作るのに使われており「手打ちそば」がいただけるとのこと。
そばも気になったのですが、今回は時期的にそうめん流しもやっていたので、そちらをいただくことにしました。
涼しげな水の音とともに、いただくそうめんは最高でした!夏場なら季節的にもこちらもおすすめ。
食事が終わったら、もう一つ観光スポットがあります。
「でかまるくん」の近くに、これまた小さな洞窟があり、弘法大師が刻んだと伝えられる「岩屋観音」が安置されています。
国の天然記念物にも指定されているということだったので、時間が許せば見学する価値があるかもしれません。
てなわけで、美川ムーバレー、何気に面白かったです。
テレビのCMでも流れていたので、ちょっと気になっていたスポットだったのですが、これはなかなか楽しめますよ!