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石見畳ヶ浦天然記念物にも指定されている海岸に、島根の水族館「アクアス」の帰りに寄ってみた。

石見畳ヶ浦は、島根県浜田市にある、海面が隆起してできた不思議な景観が広がる海岸景勝地です。
国の天然記念物にも指定されていているほか、島根の観光ガイドにも多く掲載されている人気の観光スポットです。
この地域では最大級の水族館「アクアス」からも近いので、帰りに寄ってみてもいいかもしれません。

今回たまたま訪れると、畳ヶ浦に入口に詳しい案内板が設置されており、よく見ると、今まで気づかなかった観光ポイントがあることがわかりましたので、それをもとにじっくりとまわってみることにしました。

「石見畳ヶ浦」の場所をチェック

まず場所をおさらいしておきましょう。石見畳ヶ浦の住所は「島根県浜田市国分町」となり、浜田市の市街地から東に車でおよそ20分の場所に位置します。
主要道路の国道9号線からは海岸方向へ車で約10分ほど進んだ先にあります。

駐車場は畳ヶ浦入口の手前に数台分のスペースが設けられています。駐車場は無人で料金箱があります。料金は1日200円。(2019年2月現在)

石見畳ヶ浦駐車場

ではさっそく見どころをご紹介していきますね!

石見畳ヶ浦の見どころ

1、畳ヶ浦入口・海食崖

トンネル入り口から上を見上げるとごつごつした岩がむき出しになったガケを見ることができます。これは荒波によって削られたもので高さは約25メートルもあるんだそうです。

石見畳ヶ浦海食崖

ではトンネルを進んでみたいと思います。

2、賽の河原洞窟(海食洞)

石見畳ヶ浦のトンネル

トンネル中盤に差し掛かると「賽の河原洞窟」という波の浸食で作られた洞窟に出ます。ここは外海とつながっており、穴の開いた岩の部分から外を見ることができます。

石見畳ヶ浦賽の河原

石見畳ヶ浦に到着です。とても広大な開放感のある海岸が素晴らしい景色を見せてくれます。

石見畳ヶ浦出口すぐの看板

トンネルを出たところに説明版がありますので、今回はこの案内をもとに畳ヶ浦観光を満喫してみたいと思います。

案内には次の8つの見どころが紹介されています。

3、千畳敷とノジュール

千畳敷とは、波によって削られた広大な岩場のことで広さは約4.9ヘクタールもあります。岩場の表面には縦横に走る亀裂が見られますが、この亀裂が規則正しく走っており、畳のように見えることから、千畳敷と名付けられたということです。

石見畳ヶ浦亀裂
ノジュールとは聞きなれない言葉ですが、これは貝殻等の含まれているカルシウムなどの作用で砂が岩のように固まった部分が波によって砂岩の周囲が浸食をうけ地表に出てきたものです。

石見畳ヶ浦ノジュール

多くの観光客の方はここまで紹介した3つを見学して引き返されるのですが、石見畳ヶ浦、じっくり見て面白いのはここからだったんです!

4、流木の化石

石見畳ヶ浦流木の化石

これはごつごつした岩のように見えるのですが、もとは流木が化石となったものらしいです。長い年月とともに木も岩のようになるのが信じられません。

石見畳ヶ浦流木の化石拡大写真

5、馬の背・きのこ岩・クジラのあご骨の化石

5-1、馬の背

海岸を向いてもう少し右側に進みますと馬の背という断層活動で地層が隆起した地形を見ることができます。馬の背は近づいてみるとずいぶんと大きいのですが、上のほうに上ることもできます。

石見畳ヶ浦馬の背

5-2、きのこ岩

これは波による浸食ではなく、雨風で削られたものです。この辺の岩は千畳敷の地面のようなかたい岩石ではなく、少し茶色実を帯びた比較的柔らかそうな岩でできています。

石見畳ヶ浦きのこ岩

5-3、クジラのあご骨の化石

今回このクジラのあごの骨の化石、見つけることができませんでした。馬の背付近にあると思いますが案内板の写真からはその大きさがわかりずらく、結局発見できず!

ただ、いたるところに貝の化石を見つけることができました。

石見畳ヶ浦貝の化石

なんか一見セメントに埋め込まれた貝殻のように見えますが、本物の貝の化石です。

他にもこんなものも・・・黒い物質は触るとぽろぽろ崩れます。石炭か何かかな?

石見畳ヶ浦石炭かも

水晶の結晶のような層も

石見畳ヶ浦水晶の層

6、岩脈

マグマが地表近くまで入り込んだ痕跡とのことですが、イマイチよくわかりませんでしたが黒くかたい岩石が観察できるとのことです。写真は多分ここであっていると思います。

石見畳ヶ浦岩脈

7、ハッピーシェル

ハート形をした「ノムラナミガイ」という貝の化石で「見つけると幸せになれる」というらしいので頑張って探してみたのですがこれも発見できず!

8、めがね橋

高さ約3メートルの小断層が観察できます。ここは橋はあるもののその前後は大きな石に飛び移るような感じで進んでいきますので、少々危険です。注意して観察しましょう。

石見畳ヶ浦めがね橋1

なかなか険しい岩を慎重に進んだ先には・・・

コンクリート製の橋があり

石見畳ヶ浦めがね橋2

浸食された地層を見れます。

石見畳ヶ浦めがね橋の地層

畳ヶ浦の岩場には生き物もたくさん

海岸にはところどころに窪みがあって、ヤドカリやイソギンチャク、時期によっては小魚も泳いでいます。

石見畳ヶ浦岩場

今回は時期的なものでしょうか、ウニがたくさんいました。

石見畳ヶ浦に生息するウニ

ということで、今回はじっくり散策して気が付けば2時間弱経っていました。
景色の美しさもさることながら、それ以外にも普段なかなか自然に目にすることなんてない化石類がごろごろと見つけられたりして、なかなか面白い体験ができました。

水族館アクアスの帰りに、実際の海に触れてみる目的で来てみるのもありかもしれませんね。

また、水族館のアクアスに隣接した遊び場ですが、こんなスポットもありますよ!

それでは、楽しいおでかけを!最後までご覧くださりありがとうございました。

受験生と落ちない石、その後の経緯は・・・

ちょっぴり余談・・

冒頭で触れたトンネルに入る手前の海食崖、崖に大きな石がのぞいており、落ちそうで落ちないことから、受験生の間で話題になっていました。ところが、2018年2月に2.5メートル下の地面に落下されているのが確認され、新聞やニュースでも報道がありました。

今回の訪問でも、地面に落下しているのが確認できました。

石見畳ヶ浦の落ちた落ちない石

ちなみに10年ほど前の写真が出てきたので見比べてみると・・・
丸で囲んである赤茶色の石がそれ。

石見畳ヶ浦の落ちる前の落ちない石

落ちない石は、その後、2019年3月に「石見畳ヶ浦史料館」に展示されることになりました。

残念ながら身代わりで落ちてくれたと思うしかないのでしょうか・・もし受験祈願で落ちない石に願掛けをしてみたいということならば・・

広島県になりますがこんな場所もあります。

こちらも受験生の間で「落ちない岩」としてだいぶ口コミで広がってきたんですよ。岩ということなのでそうたやすく落ちることはないでしょうね。
以上余談でした(^-^;

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