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秋芳洞日本でも最大級の鍾乳洞「秋芳洞」。石灰岩が気の遠くなるような長い年月をかけて作った不思議な光景は、まさに芸術品だ。

日本最大級の鍾乳洞-秋芳洞-

秋芳洞(あきよしどう)は、山口県美祢市秋吉台の地下約100メートルに広がる、日本最大級の鍾乳洞です。

鍾乳洞内には、この地域に広がる石灰岩が長い年月をかけて溶け出し、洞窟内に滴り落ち、鍾乳石となり、それが造り出した不思議な光景が広がっています。

秋芳洞見学について知っておきたいこと

秋芳洞観光と言っても、秋芳洞を含め周辺にも見どころが広範囲に及んでいます。(秋芳洞の地上に広がる秋吉台は、北東方向に約16km、北西方向に約6kmもあります!)ですので、あらかじめ観光ルートを決めておくと、失敗のない観光となるでしょう。

写真:秋芳洞の上に広がる広大な秋吉台の様子。
青空が広がる秋吉台

秋芳洞の地上部分には秋吉台という独特の風景の広がる草原があります。その中をカルストロードという爽快感抜群のドライブウェイが通っています。

秋芳洞を見終わったらぜひこちらもルートに加えたい観光スポットです。

コバルトブルーに輝く不思議な池(秋芳洞から車で約20分)

秋芳洞の場所とアクセスについて

まずは、基本情報ですが、秋芳洞の入場チケットを売っている案内所の住所は次の通りです。

秋芳洞案内所山口県美祢市秋芳町秋吉3449−1

高速道路からのアクセスは、中国自動車道「美祢東ジャンクション」から「秋吉台インターチェンジ」を降り左折、国道435号線を道なりにまっすぐ進みます。

約3キロほどで県道242に至り、やがて秋芳洞観光のための駐車場やお土産屋さんが多く集まるエリアに出ます。

高速道路を降りてからは約6キロ、15分での到着です。

秋芳洞観光のための駐車場事情は?

秋芳洞を紹介するサイトなどには詳細に駐車場のことが書かれていることも多いようですが、秋芳洞観光のための駐車場のことはまず気にすることはありません。

気にすることはないというのは、駐車場が満車で長時間空くのを待たされ、肝心の観光する時間が削られたり、渋滞が激しかったりということがないということです。

筆者は秋芳洞のある美祢市の隣の市に住んでいたことがありますが、都市部の中心地はともかく、この辺りの駐車場事情は大変良く、駐車料金自体ないことも珍しくありません。

秋芳洞の駐車場はお土産屋さんが運営されている民間の駐車場や、市営の駐車場とが混在していますが、一日停めて100円~400円のところが多いです。

秋芳洞への駐車場の位置の地図

秋芳洞観光のための駐車場の位置をご紹介しておきますね。次の地図、赤色のPは市営の有料駐車場、緑色は飲食店や土産物店の民間駐車場です。

ちなみに第一駐車場付近からは、水色のラインに進むと近道になるので、秋芳洞入口へはもっとも近いルートのはずです。
(近道のルートは土産物屋の店主に教わったのであまり知られてないハズ!?)

料金は高めだけど安心の市営駐車場

まず一番利用しやすいのが「市営第一駐車場」です。秋吉台インターを降り左折するとずーっと直進のみでたどり着けますので、場所も大変わかりやすいです、料金は1日400円。

写真:市営第一駐車場
秋芳洞市営第1駐車場

それから同じく有料の市営第2駐車場、ここも料金は400円の設定でした、横に細長い形状をしていますので、端のほうに停めると結構歩くかもしれません。

さらに秋芳洞からは一番遠くなりますが、第3駐車場も用意されています。ここまで車であふれることはないのか、普段は閉鎖されているようです。

写真:市営第三駐車場

ここの案内看板は無料となっていましたが、出入り口は封鎖されていました。 市営第3駐車場

閉鎖中の市営第3駐車場

お土産も買う予定なら民間の駐車場が格安

それからお土産屋さんが運営されている民間の駐車場ですが、こちらは格安で停めることができます。

料金は最近は100円で設定されているところが多いですが、観光から戻るとお土産品のセールスをされることが多いです。

最初からお土産品を購入する予定がある方は利用する価値があるかもしれません。

写真:お土産屋さん併設の駐車場
格安の土産物店の駐車場

お土産屋さんはどこか懐かしい雰囲気があって、商品を見てみるのも悪くないのですが、抵抗がある方は市営駐車場の利用が無難ですね。

秋芳洞までの道のり

では駐車場から秋芳洞の入り口付近までの様子をご案内します。

秋芳洞への入り口まで約400メートルにわたりお土産屋さんなどが軒を連ねています。

秋芳洞へ続く商店街

秋芳洞土産の化石や鍾乳石

ほとんどは古くから営業されているお店ですので、若干昔ながらの観光地の雰囲気がありますが、ここから先は観光客向けのお店などはほぼありません。

荷物のことを考えると帰りに立ち寄るのが良いと思いますが、うまく活用しましょう。道なりに進んでいきますとやがて観覧券発売所にたどり着きます。

秋芳洞の入場料金と営業時間について

写真:秋芳洞の入場チケット売り場付近の様子
秋芳洞観光センター

秋芳洞の営業時間について

3月~11月8:30~17:30
12月~2月8:30~16:30

チケットの価格は次の通りです

大人1,200円
中学生950円
小学生600円
未就学児無料

いずれも2019年5月現在

秋芳洞入場チケット

秋芳洞入り口付近のイラストの入ったチケット(観覧券)をゲット!

秋芳洞の割引チケットってあるの?

ご紹介の通り、秋芳洞は家族4人で行けばそこそこの入場料がかかります。そこでありがたいのが、チケットの割引制度ですよね?

割引その1、JTBの秋芳洞割引入洞券

まず確実に割安に入手できるのがJTBの【秋芳洞】割引入洞券です。チケットが100円引きで入手できます。

割引その2、秋吉台サファリランドの共通券を購入する

秋吉台サファリランドにも行くのであれば、お得な共通券がサファリランド窓口で購入できます。(秋芳洞では購入できないのでご注意!)

両方定価で購入するより大人500円、小学生は200円お得です。

秋芳洞観光の注意点って何?

  • 特別天然記念物につき、岩石や動植物の採取、通路以外への立入り、飲食及び喫煙は禁止。
  • 洞窟内にトイレはなし。
  • 洞窟内は暗く足元には注意。
  • 通路は左側通行
  • 周辺の道路地図はパンフレットを参照のこと

特に気を付けていただきたいことが、この先トイレは洞窟を出るまでないということです。洞窟に入るまではあまり気になりませんが、いざ入洞すると、洞窟内は夏場でも気温が低いのです。

気温差でトイレが近くなる方は要注意です。ちなみに洞内の気温は17度前後で年間を通じてあまり変化がありません。

それから秋芳洞内は通路に柵が設けてありますが、特に手をつないで歩くほどの年齢のお子さんには一部危険な場所もあります。

そういった場所は、柵の外側がすぐに崖状になっていたり、水が流れていたりするうえ、地面は濡れており滑りやすいので、特に注意するようにしてください。

写真:洞内の遊歩道の様子

実際の見た目の暗さはだいたいこんな感じです。
秋芳洞内の様子

なお、秋芳洞は終点の「黒谷口」まで見学をして再び入口まで戻ってくる方もおられます。そのため、通路は左側通行となっていますので、通路の特に狭い部分では注意が必要です。

写真:秋芳洞最終地点にある案内
秋芳洞州着地点の案内

終点の黒谷口からは、①~③のいずれかの方法で入口まで戻ることになります。
多くの方はタクシーかバスで戻られますが、もう一度じっくり見学したいという方は洞窟を引き返すこともできます。

ここからは秋芳洞の名所を順にご紹介していきます

では、いよいよ洞窟内の見どころをご紹介していきたいと思います。

チケット売り場を進みますと、これまでの風景とは一変、側を清流が流れる小径となります。

写真:チケット売り場から先の様子
秋芳洞に至る小径

やがてタテにぽっかりと開いた洞窟の入り口が見えてきます。

写真:秋芳洞入口付近
秋芳洞内への入口

青天井

洞窟に入ってすぐのあたりには大きな空間が広がり、天井からは鍾乳石がいくつもぶら下がっているのが見えます。

天井の高さは30m、幅は50mあります。入口からの太陽光が水面に反射し水の青さが天井に映し出され青白く見えるため「青天井」と呼ばれています。

写真:青天井付近の様子
青天井付近の様子

水の純度が高いのか、岩が水面にキレイに反射しています。のぞき込むとずーっと底まで続いているように見え吸い込まれるような気さえします。

写真:水面にきれいに反射する岩
岩に反射する水面

かつての川はもっと水位が高くその跡が洞窟の側面の岩に残っているということですので是非探してみてください。

冒険コース

なお、入口入ってすぐのところに「秋芳洞冒険コース」といって懐中電灯を借り、約100mの起伏に富んだコースを進む体験エリアがあります。

写真:冒険コースの一部

洞窟の天井付近まで登って降りてきます。
秋芳洞冒険コースの様子

看板のある所からスタートし、写真上部の明かりで照らされている付近を通過し下まで戻ってきます。

秋芳洞冒険コース入口

体験料は一人300円、スリルを感じてみたい方はチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

冒険コースは特に起伏に富んだコースです。慎重に進みましょう。

百枚皿

秋芳洞の中でもその不思議な光景から大変インパクトのある名所がこの百枚皿です。

写真:百枚皿、正面からの様子
百枚皿

大きいお皿は直径3~4メートル、小さいものは10センチ足らず、百枚皿という名前がついていますが、実際のお皿の枚数は500枚くらいあります。

写真:百枚皿別角度から
百枚皿アップ

地下水が上のほうから流れ出しているのですが、その水には石灰分が溶け込んでおり、少しずつ岩肌に沈着しフチの部分を盛り上げていってできたものです。

広庭・洞内富士

この辺りは「広庭」と言って、洞内でも2番目に広いところとなります。

写真:広庭付近、洞内富士と共に
洞内富士

そしてその傍らにそびえたつように山になっているのが富士山に見立てて「洞内富士」と呼ばれています。

写真:洞内富士
洞内富士アップ

これは天井から崩れ落ちた岩石に石灰分を含んだ地下水が流れ、フローストーンでおおわれ、その上に石筍が発達して出来上がったものです。

この周辺には「かぼちゃ岩」や「ちりめん岩」などがあり、秋芳洞内でも最も多くの洞窟生成物が見られる場所です。

写真:ちりめん岩

写真ではわかりにくいですが、肉眼で見ると角度によりキラキラ光る美しい岩です。
ちりめん岩

千町田

広い水田を思わせるようなところから「千町田」と名付けられました。

写真:千町田
千町田

その成り立ちは先の「百枚皿」と同じということですが、千町田には洞窟の暗闇で目が退化した1センチくらいの白く透き通ったシコクヨコエビというエビが生息しています。

洞窟内の生物はこれ以外にもたくさんいるのですが、秋吉台科学博物館でその標本が展示されています。

傘づくし・大黒柱

これは天井から滴り落ちた石灰分を含んだ地下水で次第につららのようになっていることから「傘づくし」と呼ばれています。

写真:傘づくし

鍾乳石がたくさん見られる傘づくし付近の様子

写真:傘尽くし遠景

傘づくし遠景

鍾乳洞の天井から滴り落ちた地下水はやがてその部分が盛り上がり、タケノコのような石を形成します。それを石筍と呼び、石筍は2センチ伸びるのに約500年かかるそうです。

天井からつららのようにぶら下がる鍾乳石は2センチ伸びるのに250年かかるといわれ、石筍のおよそ半分の時間ですが、それでも250年もかかります。

「大黒柱」は、天井からの鍾乳石と地面からの石筍が伸び続け、最終的につながり柱のようになったものです。

写真:大黒柱
大黒柱

実物を見るとわかりますが高さは数メートルあります。2センチで数百年単位なので、これだけ伸びるのを考えれば相当の歳月がかかっているはずです。

エレベーターで秋吉台に上がれる

洞内中ほど、次にご紹介する「黄金柱」の手前あたりに「エレベーター」があり地上に出ることができます。

秋吉台エレベーター

エレベーターを上がったところには「秋芳洞エレベーター駐車場」があり、実はここからも秋芳洞に入ることができます。

駐車料金が無料なのと、秋芳洞の全工程を見学するにはちょっと長いと思われる方は、こちらを利用するのもよいかもしれません。

そして、秋芳洞エレベーター駐車場付近から、坂道になりますが、300メートルほど歩くと、広大なカルスト地形が姿を現します。

秋吉台

おもな見どころは、秋吉台カルスト展望台、Mine秋吉台ジオパークセンター Karstar、台観望 秋吉台店、秋吉台科学博物館などです。

なお、秋吉台は、最初にご紹介した駐車場のあるあたりから「カルストロード」を車で移動することでも観光できます。

ですので、あとで展望台に上ろうと思う方は、このエレベータは必ず使用しないといけないものではありません。

黄金柱(こがねばしら)

引き続き、エレベーターから先の秋芳洞のご案内です。

秋芳洞一番の見どころがこの黄金柱です。柱の高さ15メートル、直径4メートルあり、国内でもまれに見る大きさです。

写真:黄金柱
黄金柱

かつては天井から地下水が流れ出て、石灰分が沈着することで、このような洞内生成物が出来上がりました。現在は地下水は流れ出ていないので、成長は止まっているそうです。

写真:黄金柱別角度から
黄金柱アップ

黒谷支洞

黄金柱の先からつづく洞窟は「黒谷支洞」と呼ばれており、道幅も若干狭い通路が続きます。

黒谷支洞入口

巌窟王

これも石灰を含んだ地下水により生成されたもの、ごつごつとした岩肌が遠くから見ると人や動物に見えることから巌窟王と呼ばれています。

巌窟王

くらげの滝登り・石灰華の滝

滝に見立てた岩にくらげがいっせいに登ろうとしているかのように見えます。

くらげの滝登り

石灰華の滝も地下水の流れがそのままの形になっています。この辺は流れ出る地下水の流れが比較的多かったのかもしれません。

石灰華の滝

五月雨御殿

このあたりは絶えず天井から地下水が滴り落ちているので五月雨御殿と呼ばれます。通路には屋根が設けられています。

五月雨御殿

黒谷口(秋芳洞終点)

くらげの滝登り、五月雨御殿を過ぎますと秋芳洞の見学もいよいよ終盤を迎えます。そしてたどり着くのが黒谷口。

黒谷口

黒谷口から洞窟入口へ戻る方法は?

ここからは、冒頭でもふれた通り

  1. 黒谷口からタクシー・バスで入口地点に戻る
  2. 徒歩で入口まで引き返す
  3. 徒歩で外の山道を戻る

の方法があります。もう一度じっくり見学したい方は②の引き返す方法もいいかもしれませんが、多くの方はタクシー・バスで戻られます。

③の徒歩で外の山道を戻るのはあまりおススメしません。秋吉台カルスト展望台からみるような美しい景色が広がっていると思うかもしれませんが、普通の歩道付きの道路です。

公共交通機関の運賃と運行状況

黒谷口出口から向かって左手がバス乗り場になっています。

バスは土日祝日のみ運行です。
黒谷口から秋芳洞バスセンターまで 大人330円 子供170円
およそ10分での到着となりますが、運行間隔は1時間に約1本です。

タクシー料金は約1,000円ほどです、数人でバスに乗ることを考えればタクシー利用でもあまり変わらないかもしれません。

秋芳洞イラストマップ

3億年のタイムトンネル

黒谷口の案内から地上の出口に向けてゆるやかな坂道が続いているのですが、壁の両サイドにイラストが掲げられて「3億年のタイムトンネル」という名前がついています。

3億年のタイムトンネル

3億年のタイムトンネルは、地球が誕生してから現代までの様子を56枚のイラストで表現されたもので、ライトアップで幻想的に照らされた空間を進んでいきます。

3億年のタイムトンネルの全長は187メートル、もうすぐ出口です!

以上で秋芳洞のご紹介は終わりですが、このほかにも秋芳洞・秋吉台エリアにはこれ以外にも見ていただきたい場所があります。

秋芳洞周辺の観光でおススメの場所はこちら

秋芳洞から車で約20分ほどの場所にある別府弁天池も人気の観光スポットです。

ちょっとマイナーですが白水の池という場所も秋芳洞から別府弁天池への道中にあります。

もちろん秋吉台のドライブもお忘れなく!

秋芳洞周辺のガイドやホテル情報

秋芳洞・秋吉台エリアでのイチオシ宿

もし秋芳洞観光で宿泊をお考えなら、このエリアのちょうど中心にあたる 秋吉ロイヤルホテル 秋芳館 がおススメです。

秋芳洞観光はもちろん、翌日には萩市や長門市への観光へもスムーズです。

秋吉ロイヤルホテルから山口県北西部の主要観光地までの所要時間

数分

秋芳洞市営第一駐車場
カルストロード

15分別府弁天池
秋吉台サファリランド
景清洞
40分山口市
萩市
青海島
1時間元乃隅神社
1時間30分角島

ガイドブックもあればカンペキ!

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秋芳洞から東側には角島や元乃隅神社・龍宮の潮吹など大自然を満喫できるコースがたくさん!一方、西側に位置する萩市は歴史ある街並みを堪能できる素晴らしい観光地です。

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